2022年6月中旬に、栃木県鹿沼市を訪れました。街道沿いで出会った石製の蛙を紹介します。

Fig. 1 石蛙＠桐たんす屋

　北千住駅から東武伊勢崎線（東武スカイツリーライン）区間急行に乗り、50分で南栗橋駅に到着。東武日光線普通に乗り換え、60分で楡木（にれぎ）駅に着きます。

　改札を出て、線路沿いを南方向に歩きます。駅周辺には戸建てが建ち並び、その先には用水路と田畑（Fig. 4）が続きます。

　しばらく幅の狭い畦道を進んだのち、東北自動車道との立体交差地点で中山道の倉賀野と日光を結ぶ日光例幣使（れいへいし）街道に合流。片道1車線ですが、車の交通量は多いです。

Fig. 2 石蛙＠民家

　駅から徒歩30分、左側にある桐たんす屋（Fig. 3）、有限会社大塚家具工業の建屋前に大谷石でできた石蛙（Fig. 1）が置かれていました。大きさは幅約80 cm×高さ約120 cm×奥行き約100 cm。

　背中に2匹、前に3匹の小さな石蛙を従えており、目は真ん丸で表情は柔和。炎天下にも関わらず、触るとひんやりとした感覚がありました。

　さらに歩くこと5分、右側の民家の門柱上にも石蛙（Fig. 2）が置かれていました。大きさは幅約50 cm×高さ約50 cm×奥行き約50 cm。

　口を真一文字に結び、意思が強そうな表情をしています。近くに立ち寄った際は、蛙に会いに足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

有限会社大塚家具工業　栃木県鹿沼市磯町259-2、0289-75-4566