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2016年4月中旬に、石川県金沢市を訪れました。金沢駅東口近くのステーキハウスにある石製の蛙を紹介します。
▼ 観光客に「おもてなし」の心を 2015年にJR北陸新幹線が長野から金沢まで延伸し、東京からのアクセスが便利になりました。青色と薄茶色でカラーリングされ、落ち着いた雰囲気のE7系に乗り込みます。 観光客に傘を差し出す「おもてなし」の心を表したというもてなしドームがある東口(Fig. 4)から南方向に歩きます。ホテルやオフィスビルなど新しい建物が建ち並ぶ駅前を過ぎると、ところどころに古い建物が顔を覗かせます。
県道146号線、本町二丁目交差点から約30 m南を左折し、1つ目の四つ角にステーキハウス山下屋(Fig. 3)がありました。黒と白の土塀と焦げ茶色の木柱を使った重厚感のある建物は、洋風ではなく、和風の佇まい。 北東方向の角に石蛙(Fig. 1)と石碑(Fig. 2)が鎮座していました。口を一文字に閉じ、堂々とした雰囲気をした親蛙の背中には口をへの字に曲げた子蛙が左側から顔を覗かせています。 大きさは、幅50 cm×高さ50 cm×奥行き50 cm。更に南に歩くと、昔ながらの商店が軒を連ねる玉川商店街や旧専売公社の建物を利用した近世史料館、玉川図書館など懐かしさを感じさせる街並みが残されています。近くに立ち寄った際に足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
ステーキハウス山下屋 金沢市本町2-9-21 |