咲き蛙@海洋博公園

 2014年5月上旬に、沖縄本島を旅行しました。2日目にちゅら海水族館がある海洋博公園で見つけた、大きな蛙のオブジェを紹介します。

イシカワガエル・オブジェ
Fig. 1 イシカワガエル・オブジェ

▼ 恩納村から本部町へ

 恩納村にある宿泊先のホテルをレンタカーで出発し、国道58号線を北上します。途中、道の駅許田・やんばる物産センターでちゅら海水族館の割引入館券を購入しました。

 名護市から国道449号線で本部半島方面に進み、約1時間で海洋博公園に到着しました。1975(昭和50)年に開催された沖縄国海洋博覧会の跡地に造られた公園で、70 haの敷地に、植物園やビーチ、プラネタリウムなどの施設があります。

イシカワガエル・写真
Fig. 2 イシカワガエル・写真
▼ 花に彩られた蛙オブジェ

 ランを始めとする花が綺麗に見られる時期で、花とプラスチック製の骨組みで沖縄に因んだ動物を表したオブジェが数点園内に設置されていました。その中にイシカワガエルのオブジェ(Fig. 1)がありました。

 奥行約1.5 m×横幅約1 m×高さ約1 mとかなり大きなもの。海洋文化館と中央ゲートの間にあり、園内を周遊するバスから見られます。

 イシカワガエル(Fig. 2)は、奄美大島と沖縄本島に生息しており生息数が少なく、天然記念物に指定されています。体長は約12 cmとさほど大きくありません。体に比例して頭部が大きく、見た目が可愛らしいです。

 皮膚の色は、鮮やかな緑地に暗い紫色の斑点が散在しており、外敵から身を守る役割を果たしています。海洋博公園を訪れた時は、イシカワガエルのオブジェを探してみてはいかがでしょうか。

海洋博公園 国頭郡本部町石川424


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