2016年10月下旬に、川崎市多摩区にある生田緑地を訪れました。緑地内にあるかわさき宙(そら)と緑の科学館で見つけた蛙の展示を紹介します。
Fig. 1 タイコとシンバル |
▼ 送迎バスで南に向かう
JR南武線武蔵溝ノ口駅南口のバスターミナルから川崎市バス溝19系統向ヶ丘遊園駅行きに乗り、約25分で生田緑地入口バス停に到着。緩やかな上り坂を約5分歩くと、ログハウス風の東口ビジターセンターが見えます。
地図とパンフレットを手に、さらに坂を登ります。右手に見える黒々とした古めかしい木造の門は、日本民家園の入口。
正面には広々とした芝生の広場と蒸気機関車、客車が見えます。広場は、ボールで遊んだり、ビニールシートを敷いてくつろぐ家族連れで賑わっていました。
Fig. 2 たて笛 |
▼ オーケストラが出迎え
宙(そら)と緑の科学館は、中央広場に隣接し茶色の帽子のような形状が目印です。1階に展示室、2階にプラネタリウムがあり、前者は無料、後者は有料です。
工業のイメージが強い川崎市は、自然が少なく思われがちですが、北西部の多摩丘陵を中心に豊かな自然環境が育まれています。また、南東部の多摩川低地や埋立地にも工業用地や住宅地のすき間に生き物がの生息する環境が残されています。
展示室には大地、丘陵、街、多摩川、生田緑地の5テーマでおもに生き物の合成樹脂製のレプリカや剥製を展示しています。このうち、丘陵と生田緑地で蛙の展示を見つけました。
丘陵を流れる川が大地を削りとってできる谷戸にはシュレーゲルアオガエルが生息し、生田緑地の水辺にはウシガエルやヒキガエルが生息しています。リアルな形状ながら真ん丸の目が可愛らしい蛙のレプリカを眺め、
Fig. 3 バイオリンとチェロ
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Fig. 4 サックスとトランペット
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かわさき宙(そら)と緑の科学館 川崎市多摩区枡形7-1-2