コイン通りの石蛙@五日市

 2019年2月中旬に、広島市佐伯区を訪れました。JR山陽本線五日市駅の近くを通るコイン通りにある石製の蛙を紹介します。

金持かえる(正面)
Fig. 1 金持かえる(正面)

▼ 八幡川に沿って北西に歩く

 広島駅からJR山陽本線の普通列車に乗り、約15分で五日市駅(Fig. 4)に到着。北口のロータリーから北方面に続く道路を約5分歩いて左折し、八幡川に沿って北西方向に歩を進めます。

 さらに左折し、路地を西方向に約5分歩くと、車両の通行が多い片側1車線の県道220号線に突き当たります。沿道に造幣局広島支局がある事からコイン通りと名付けられ、歩道には金銭を持った様々な動物の石像が設置されています。

 その中の1つに蛙の石像(Fig. 1)があります。場所は伊予銀行五日市支店(Fig. 3)の前で、「金持かえる」と名付けられています。

金持かえる(背面)
Fig. 2 金持かえる(背面)
▼ 目が黒く可愛らしい印象

 大きさは、幅約50 cm×高さ約80 cm×奥行き約60 cm。江戸時代の銭貨、文永久寳を両手で持ち、道行く人に頭を撫でるといい事あるよと呼びかけます。

 全体的にマッドな質感ですが、目だけは黒くツルツルとしていて、可愛らしい印象です。背面(Fig. 2)から見ると目が耳のようにも見え、まるで熊のようです。

 人通りが多く、活気があるコイン通りを訪れた際は、ぜひ金持ち蛙の頭を撫でてみてください。

伊予銀行五日市支店
五日市駅北口
Fig. 3 伊予銀行五日市支店
Fig. 4 五日市駅北口

伊予銀行五日市支店 広島市佐伯区五日市5-4-29、082-921-2266


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