蕎麦屋の石蛙＠日野

東京都日野市のお蕎麦屋さんに石製の蛙がある事を知り、2012年10月初旬に中央本線日野駅を訪れました。 Fig. 1 石蛙＠日野館 ▼　新撰組ゆかりの地 　日野自動車を初めとする企業の工場が多い印象がありますが、近藤勇や土方歳三を生んだ新撰組ゆかりの地としても知られ、近年では観光の目的で訪れる人も多い様です。駅員さんに駅周辺の地図を頂き、東口から散策をスタートします。 　宝泉寺の墓地を右手に見ながら、甲州街道の脇道を南西方面に歩きます。最初の十字路を右折するとすぐに上り坂となり、中央高速道路の下をくぐります。坂を登りきった辺りに、新撰組のふるさと歴史館の案内板が見えます。 Fig. 2 日野館正面 ▼　存在感のある石蛙 　やがて左手に赤茶色のレンガでできた立派な建物が現れます。元々は日野市全体の歴史を紹介していましたが、2005年に新撰組の展示をメインに再開館したそうです。展示はビジュアルに訴える分かり易いものから、じっくりと読ませるものまで様々です。当時の衣装を来て、旗の前で写真を撮るコーナーはいい記念になりました。 　石蛙（Fig. 1）は歴史館から徒歩3分程、日野市役所前バス停の近くにいました。蕎麦屋さん・日野館（ひのやかた）（Fig. 2）の玄関にあり、鋭い目とキリっと結ばれた口、背中に多数点在するイボが特徴的でした。 　大きさは、高さ約30 cm×幅約50 cm×奥行き約80 cm。営業時間外だった為、お蕎麦を頂く事はできませんでしたが、レポートを見るととても美味しそうです。 　風味のいい蕎麦を頂きながら、新撰組の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。その際は、玄関前の石蛙にも気にかけてみて下さい。 日野館　日野市神明3-1-10　042-584-3824