石蛙@姫路市千姫天満宮

 2020年6月上旬に兵庫県姫路市を訪れました。散策中に出会った、石製の蛙を紹介します。

石蛙(全体)@千姫天満宮
Fig. 1 石蛙(全体)@千姫天満宮
▼ 市民の生活に溶け込む

 大阪梅田駅から阪神本線直通特急に乗り、約2時間で山陽姫路駅に到着。駅前から姫路城までまっすぐに伸びる大手前通りを北方向に歩き、姫路城前交差点を左折します。

 城の内堀に沿って一周する歩道を進むと犬の散歩やジョギングなどを楽しむ人達とすれ違い、姫路城とその周辺を取り巻く自然が市民の生活に溶け込んでいることを実感します。船場川を渡り、駅から徒歩30分で中腹に千姫天満宮と男山八幡宮がある男山の入口に到着しました。

石蛙(部分)@千姫天満宮
Fig. 2 石蛙(部分)@千姫天満宮
▼ 目を閉じ、口を真一文字に結ぶ

 千姫天満宮の参道を兼ねるコンクリート製の階段を約50段上ると、右側に目を閉じ、口を真一文字に結ぶ石蛙(Fig. 2)が現れます。

 光沢のある御影石の台座に据え付けられた銘板には、幸運の蛙、三福かえるという名前とその説明が記されています。「三福」とは「金運笑福」、「交通安全」、「健康長寿」を意味し、駄洒落ではありますが縁起のよい動物と言われているそう。

 足元にはつつじの木がピンク色のきれいな花を咲かせていました。左側に社殿を構える千姫天満宮とその先にある男山八幡宮にお参りし、地中に配水施設をもつ男山配水公園(Fig. 3)を目指します。

 公園からは姫路城や手柄山公園など市内の名所を一望(Fig. 4)することができました。姫路市を訪れた際には優しげな表情をした蛙と絶景が待つ、男山に足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

男山配水公園
男山配水公園から見た姫路城
Fig. 3 男山配水公園
Fig. 4 男山配水公園から見た姫路城

千姫天満宮 姫路市山野井町1-3


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