かえる文庫@飯能駅

 2022年5月上旬に埼玉県飯能市を訪れました。西武池袋線飯能駅で見つけた2匹の蛙キャラクターを紹介します。

蛙キャラクター1
Fig. 1 蛙キャラクター1
▼ 2本の丸太を使用

 西武新宿駅から西武新宿線急行に乗り30分で所沢駅に到着、西武池袋線快速急行に乗り換え30分で飯能駅に着きます。ホームから改札口に続く階段を上りコンコースを歩いていると、階段の裏側に木製の本棚が置かれているのに気づきました。

 側板(がわいた)に2本の丸太を使用、間に5枚の棚板が取り付けられています。背面には6枚の木板を取り付け、上部は段ボールで補強、下部は階段の壁が背板(せいた)代わりになっていました。

蛙キャラクター2
Fig. 2 蛙キャラクター2
▼ 葉っぱの本を広げる

 上部中央のプラスチック製看板(Fig. 4)にはかえる文庫と大きく書かれ、上部左側の紙製看板(Fig. 3)には読書でおうち時間を充実させようとコロナ禍ならではのメッセージが記されています。どちらの看板にも文庫の名前に因んだ蛙のキャラクターが画かれており、前者(Fig. 1)は葉っぱのような本を広げ、後者(Fig. 2)はマスクを付け、しゃがんだ姿で真っ直にこちらを見据えていました。

 看板には飯能市立図書館の文字はあるものの、置かれている本は図書館所蔵ではなく市民から寄贈されたもの。感想ノートの設置や貸し出し回数をシールなどで本に記録する仕組みなどがあると、より活動が活性化するのではと感じました。

紙製看板
2種類の看板
Fig. 3 紙製看板
Fig. 4 2種類の看板

飯能駅 飯能市仲町


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