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2008年3月に、日本三名泉の1つとして知られる岐阜県の下呂温泉を訪ねました。地名と蛙の鳴き声であるゲロの語呂合わせから、街のあちこちに蛙のオブジェが置かれていました。
▼ 飛弾川を見下ろす露天風呂 夕方まで高山観光を楽しみ、下呂駅に着いたのは午後8時過ぎ。辺りはすっかり暗くなり飛弾川の水面に映る灯りを頼りに宿を目指します。 今回宿泊した小川屋は、蛙をイメージキャラクターに使用している旅館で、かえる友の会にも入会されています。 玄関前では鮮やかな色彩の陶器の蛙(Fig. 1)が出迎えてくれます。また、地下の大浴場へ向かう廊下には置き物のコレクションやオリジナルの暖簾やカーペット等も展示され、宿泊客の目を楽しませてくれます。 100畳分のたたみを敷きつめた名物の畳風呂や飛弾川(Fig. 3)を見下ろせる露天風呂を満喫し、和食を中心にバランスの取れた朝食のバイキングを美味くいただきました。
翌朝、旅館から徒歩約20分、坂を登った山の中腹にある下呂温泉合掌村(Fig. 4)を訪ねました。 広い敷地内には白川郷から移築した合掌造の民家を中心に、円空仏や飛弾地方の祭りなど様々な文化財の展示館がいくつも点在しています。 展示館の1つにかえる神社があります。現代的な鉄筋コンクリートの建物ですが、鳥居もあります。 必見は蛙の噴水(Fig. 2)。高さは約80 cmで、真上から水を吐き出しているのが特徴的。この他にも、賽銭を入れると蛙にちなんだご神託をしゃべるかえる大明神など、様々なカエルにまつわる展示がありました。
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