看板蛙@二俣川

 2019年5月上旬に、横浜市旭区二俣川を訪れました。こども自然公園近くの小川で見つけた、蛙が画かれた看板を紹介します。

看板(部分)@池前橋
Fig. 1 看板(部分)@池前橋

▼ 横浜港に注ぐ一滴となる

 特急などすべての列車が停車する相鉄線の主要駅、二俣川駅(Fig. 3、Fig. 4)から相鉄バスに乗り約10分で万騎が原大池バス停に到着。その近くを流れ、二俣川に合流しさらに横浜港に注ぐ帷子川(からびらがわ)の一滴となる小川の傍に、魚、亀、蛙の3匹が画かれた看板(Fig. 1、Fig. 2)を見つけました。

 道行く人達に、「ボクたちの手できれいな川にしよう」と訴えています。「ヨコハマさわやか運動」は、まさにボクたち=市民による都市美化運動でした。

看板(全体)@池前橋
Fig. 2 看板(全体)@池前橋
▼ 行政と市民の役割を明確に

 同運動は1978年に横浜市で始まり、行政と市民の役割を明確にしながら、清掃活動や広報活動に取り組みました。

 現在、大々的な活動は行われていませんが、テーマ曲の「ヨコハマさわやかさん」はごみ収集車の接近メロディーに使われ、「ヨコハマさわやかスポーツ」など他の活動にも名前の一部が生かされています。小川を生み出している南本宿市民の森やこども自然公園が運動で守られてきた事に感謝し、帰路につきました。

二俣川駅(その1)
二俣川駅(その2)
Fig. 3 二俣川駅(その1)
Fig. 4 二俣川駅(その2)

池前橋 横浜市旭区南本宿町88-1


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