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2018年7月上旬に、福岡市城南区を訪れました。長尾中学校で出会った、蛙を紹介します。
▼ 威厳のある表情 JR博多駅から西鉄バス56系統に乗り、約30分で上長尾バス停に到着。バス通りを北方向に約100 m進み、長尾中学校入口交差点を左折し、さらに約100 m進むと、クリーム色の校舎(Fig. 3)が見えてきます。 校門の前を過ぎ、体育館の角を左折し、緩やかな坂を登ります。ちょうど校庭(Fig. 2)を見下ろす位置に、青く塗られた大きなコンクリート製の蛙(Fig. 1)が斜面に鎮座していました。 顔を正面から見る事はできませんが、頬を膨らませ、威厳のある表情をしているようです。校長先生に伺ったところ、かつて斜面には階段が造られ通学路として利用されていたそうです。
また、以前は蛙の他に虎の像もあり、その近くの門は、それぞれかえる門、とら門と呼ばれていたそう。階段と虎の像は撤去され、現在は蛙だけが残っています。 よく見ると、蛙の近くには錆びた金属製の柱や、コンクリート製の四角い板が残されていました。かえる門や階段の名残かもしれません。 これからも、末長く生徒達を見守る蛙として居続ける事を願い、学校を後にしました。
長尾中学校 福岡市城南区樋井川4-13-1 |