石蛙@足羽山公園

 2022年3月上旬に福井市を訪れました。自然史博物館を訪れた際に見つけた、石製の蛙像を紹介します。

石蛙@足羽山公園
Fig. 1 石蛙@足羽山公園
▼ 福井を視覚的に学ぶ

 大阪駅からJR東海道本線、JR湖西線、JR北陸本線を乗り継ぎ、3時間半で福井駅に到着。駅西口から南西方向に歩くこと30分で、足羽山公園内にある自然史博物館(Fig. 3)に着きます。

 常設展示は1階のみでこじんまりとしていますが、福井の自然や歴史を視覚的に学べます。町の自然と村里の自然の間にあるモニターでは、「水田の生き物」としてアマガエル、ツチガエル、トノサマガエルなどの様子を、足羽山の動物展示のモニターでは、博物館の向かいにある天魔池(てんまがいけ)で見られる、ヒキガエルとモリアオガエル(Fig. 2)の産卵を映像で見ることができました。

モリアオガエル@博物館
Fig. 2 モリアオガエル@博物館
▼ 柔和な表情の石蛙

 博物館を出て継体天皇の銅像が立つ三段広場を散策後、福井駅方面に向かって下る愛宕坂の入口で、木陰から顔を出す石蛙(Fig. 1)を見つけました。大きさは、幅80 cm×高さ60 cm×奥行き100 cm。

 柔和な表情をしており、目から口の先までの距離が長いのが特徴です。産卵で池に現れる蛙達に因んで、置かれているのかもしれません。

 福井市を訪れた際、ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

福井市自然史博物館
博物館屋上からの展望
Fig. 3 福井市自然史博物館
Fig. 4 博物館屋上からの展望

足羽山公園 福井市奥町58-97
福井市自然史博物館 福井市足羽上町147


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