|
2011年9月初旬に神戸市を訪れました。三ノ宮駅から神戸市役所前を通り神戸港へ続く、フラワーロードで小さなカエルの人形を2匹見つけました。
元は生田川の水路でしたが、外国人居留地を整備する際に埋め立てられて大通りが誕生しました。戦後になり歩道や中央分離帯に花が植えられ、1957年に市役所前に花時計が設置された事からフラワーロードと名づけられました。 三宮中央通との交差点を中心に多くの企業、団体の出資によるスポンサー花壇が設置されています。関西電力神戸支店の花壇には横長の長方形をした金属製の額縁(Fig. 1)が置かれ、草花と共に季節にちなんだ様々な情景が表現されています。
夏休みが明けて間もない時期という事もあり、麦藁帽子をかぶりそれぞれ望遠鏡と方位磁石を首から下げた子供のカエル2匹(Fig. 2)が額縁の右下にいます。名札が付いており、「ケンちゃん」、「コウちゃん」というそうです。 高さは約15 cmで、木かプラスチックで原型を作成しペンキを塗って作成したようです。また、2008年1月のブログによると、以前は鏡餅や重箱などお正月にちなんだ展示でした。 「カエル探検隊」も季節限定かもしれませんが、町を急ぎ足で行き交うビジネスマン達にも無邪気な心を思い出させてくれる、そんな展示に思えました。三宮周辺を訪れた際は、ぜひ足を止めてみてはいかがでしょうか。場所は、神戸国際会館の斜向かいです。
スポンサー花壇(関西電力神戸支店) 神戸市中央区江戸町1付近
【神戸グルメ】 |