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2011年7月に、旅行でフランスを訪れました。パリから鉄道に乗り日帰りで訪問したシャルトルで見つけた蛙を紹介します。
フランスの鉄道は、地下鉄を除きほとんどの路線を国鉄(SNCF)が運営しています。パリを中心とした路線網が形成され、行き先別に7つの駅が存在します。すべて始発、終着駅になっています。 ホテルから地下鉄でサントル、ノルマンディーなどフランス南西部に向かう列車が出発するモンパルナス駅に向かいます。切符の購入や、刻印に手間取りましたが、発車時間ギリギリに列車に乗る事ができました。 車窓から木々が立ち並ぶ風景を眺めながら約1時間列車に揺られ、シャルトル駅に到着。ウール=エ=ロワール県の県庁所在地というものの、駅前から静かな住宅地が広がっています。
シャルトルを訪れた理由は、世界遺産であるノートルダム大聖堂の見学とマルシェ(野外市場)の体験です。天気はあいにくの曇り空で、街を歩いていると雨がパラパラと降ってきました。 雨宿りをするために入った雑貨屋さんで、蛙のトイレットペーパーホルダー(Fig. 1)を見つけました。タオルなど生活雑貨のコーナーに陳列されていましたが、1体しかなく売り物ではないのかもしれません。 濃いピンク色のワンピースを着て、笑みを浮かべています。使いかけのトイレットペーパーが掛かっているのが何とも不思議でした。 雨が弱まったので、雑貨屋を後にし、大聖堂へ早足で歩を進めます。教会の中は暗く(Fig. 2)、ろうそくの炎がステンドグラスを一層神秘的に演出してくれます。 中世から時が止まったような空間を満喫し、近くのマルシェに向かいます。味見をしながらハムとハチミツを購入し、パリ行きの列車に乗り込みました。 ノートルダム大聖堂 16 Cloître Notre Dame, 28000 Chartres, フランス |