マンホール合歓の広場

 2010年10月初旬に東京都千代田区有楽町を訪ねました。3連休の初日ながら生憎の悪天候で、強い雨が降りしきる中を日比谷口改札から外へ出ました。

蛙マンホール
Fig. 1 蛙マンホール
 目的地は、日比谷シャンテ前の合歓(ねむ)の広場。有名人の手形やゴジラ像がある事でも有名ですが、カエルが描かれたマンホールがあるとの事。改札を出てすぐの横断歩道を渡り、JR線の高架に沿って新橋方面に5分程進み到着しました。

 目当ての蛙マンホール(Fig. 1)は、日比谷シャンテ本館エントランス正面からほど近い路上にありました。大きさは直径90 cm程で、形状は円形。中心部にしゃがんだ蛙のイラストが描かれ、足元からは水紋が広がっています。

合歓(ねむ)の広場
Fig. 2 合歓(ねむ)の広場
 蛙のイラストを囲むように周囲に書かれている文字は、「SEWERAGE in TOKYO 11,776,000m TOKYO to MAIAMI 1987」。

 SEWERAGEとは、下水道の事で、1987年に東京の下水道の距離が11776 Kmになり、東京からマイアミまでの距離に相当するという意味になります。また、1987年は映画館跡地に日比谷シャンテがオープンした年でもあります。

 マンホールの寿命は通常30年程度だそうですが、この蛙マンホールが末長く道行く人の目を楽しませてくれるといいですね。2010年現在、東京の下水道の距離は約15000 Kmまで延長されています。

蛙マンホール 千代田区有楽町1-2-2付近


inserted by FC2 system