の手書き看板@旭山動物園

 2014年9月中旬に、動物の行動を展示する事で人気がある北海道旭川市の旭山動物園を訪れました。園内で見つけた蛙を2種類紹介します。

蛙の手書き看板1
Fig. 1 蛙の手書き看板1
▼ 畑の中の直線道路を進む

 羽田空港から飛行機に乗り、約1時間30分で旭川空港に到着。空港近くの営業所でレンタカーに乗り換えます。

 左右に畑が広がる直線の道路を約25分走ると旭山動物園に到着します。坂の上にある東門の駐車場に駐車し、入園しました。

 敷地に高低差があるため、無料の周遊バスやエレベータが設けられ、高齢者や子供連れ、障害者に優しい工夫がなされています。2013年にオープンしたかば館にアメリカウシガエル、園内中央の両生類・は虫類舎にニホンアマガエルが展示されていました。

蛙の手書き看板2
Fig. 2 蛙の手書き看板2
▼ 楽しい手書きの説明パネル

 アメリカウシガエルは、食用として日本に輸入されその後野生化したもの。「あまりに小さいので」とパネル(Fig. 1)に案内があり、展示水槽の中に置かれた横幅約30 cmのケースで飼育されていました。カエルの全長は7~8 cmでした。

 ニホンアマガエルは、田んぼや小川などの水辺でよく見られます。パネルには、環境に合わせて体色を変えられる事、つるつるした垂直の面を上れる事に関する説明が書かれていました。

 吸盤の様子を観察できるよう、半円の透明な水槽が作られていました。蛙の口が入り口(Fig. 2)になっているのがユニークです。

 珍しい動物はいなくても展示の工夫により人気を保つ旭山動物園を訪れてみてはいかがでしょうか。

旭山動物園 旭川市東旭川町倉沼 0166-36-1104


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