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2020年11月上旬、2021年2月中旬に、兵庫県尼崎市を訪れました。阪神尼崎駅近くの企業博物館で見つけた蛙の貯金箱を紹介します。
大阪梅田駅から阪神本線に乗り、20分で尼崎駅に到着。駅南出口のロータリーを左側に見ながら横断歩道を渡り、南西方向に5分歩くと尼崎信用金庫(通称、あましん)が運営する世界の貯金箱博物館に着きます。 以前の本店を利用し、2階建ての館内では陶器やプラスチック、金属などでつくられた貯金箱を所狭しと展示しています。訪問時、1階では阪神タイガースにちなんだ企画展示が行われており、階段状の展示スペースは黄色の派手な貯金箱で埋め尽くされていました。
2階の見どころは、貯金箱ランド(Fig. 2)。約400点の貯金箱を人や動物、乗り物などに見立て、種類別に海や高速道路、山などに配置しています。 蛙は、右下の川付近にまとめて3匹置かれていました。他のコーナーに展示されている貯金箱(Fig. 3、Fig. 4)も含め、その多くが目が真ん丸で可愛らしい表情をしているなか、柱の近くに置かれた大型の蛙(Fig. 1)は色合いも本物に似ていて、堂々とした風格を漂わせています。 広く横長に開かれた口には、高額紙幣も楽々と入りそうです。尼崎を訪れた際は、14,500個もの貯金箱を所蔵している世界の貯金箱博物館に足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
世界の貯金箱博物館 尼崎市西本町北通3-93、06-6413-1163 |