蛙の水飲み@赤穂つつじ公園

 2021年8月上旬に、兵庫県赤穂市を訪れました。JR赤穂線播州赤穂駅近くの公園で出会ったコンクリート製の蛙の水飲みを紹介します。

蛙の水飲み左側"
Fig. 1 蛙の水飲み左側
▼ 人通りが少なく静かな雰囲気

 大阪駅からJR東海道本線、JR山陽本線を直通する列車を2本乗り継ぎ、約2時間で相生駅に到着。山側を走るJR山陽本線に別れを告げ、列車は海側を走る単線のJR赤穂線に入ります。

 約20分で終点の播州赤穂駅に到着。高架の改札を出て、人通りが少なく静かな雰囲気の北口から北方向に歩きます。

 右折と左折を2回繰り返し、約5分で住宅地の中にあるつつじ公園(Fig. 4)に到着。西側には少年野球ができそうなグラウンド、一段高くなった東側には集会所とすべり台、ブランコ、ジャングルジムなどの遊具がありました。

蛙の水飲み右側
Fig. 2 蛙の水飲み右側
▼ あんぐりと開いた口

 蛙の水飲み(Fig. 1、Fig. 2)は東側の北西角にあり、大きさは高さ約100 cm×幅約70 cm×奥行き約70 cm。あんぐりと大きく開いた口には水飲み用の蛇口、前で結んだ前足には手洗い用の蛇口が付いています。

 両前足で大きな葉(Fig. 3)をかかえ、蛙と葉はそれぞれ薄い緑色と濃い緑色に塗り分けられています。やや光沢のある表面は、触るとツルツルとした感触がありとても気持ちがよいです。

 古くから城下町として栄えた赤穂市は、江戸時代に近くを流れる千種川から取水した上水道を敷設したことでも有名。水になじみのある街の公園でひっそりとたたずむ蛙の水飲みが、これからも利用者に愛され続けることを願い、公園を後にしました。

葉@蛙の水飲み
つつじ公園
Fig. 3 葉@蛙の水飲み
Fig. 4 つつじ公園

つつじ公園 赤穂市山手町11-11


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