圓林寺石蛙相原

 2014年7月中旬にJR横浜線に乗り、相模原駅を訪れました。自転車で45分程かけて、町田市相原の圓林寺にある石蛙を観に行きました。

石蛙@圓林寺
Fig. 1 石蛙@圓林寺

▼ レンタサイクルを利用

 駅の北口は米軍の施設が迫り、小さなバスターミナルしかありませんが、南口は駅の周辺を中心に繁華街が形成されています。駅ビルの中に駐輪場が設けられ、公益財団法人が中古自転車を利用したレンタサイクルを運営しています。

 24時間で100円という格安な料金設定に驚きつつ、6段ギア付きの自転車を借り、散策に出発します。雨がぱらつく生憎の天気の中、傘を差しながら自転車をこぎ、北東方面に向かいます。

 途中、相模線南橋本駅やかけ流し温泉湯楽の里を横目に自転車を走らせ、町田街道との交差点を左折します。神奈中バス円林寺前バス停のすぐ近くに目的のお寺がありました。

大賀ハス@圓林寺
Fig. 2 大賀ハス@圓林寺

▼ 大賀ハスと重要文化財

 圓林寺は、天台宗に属しており、2体の仏像が重要文化財に指定されている事、約2000年前の種から発芽した大賀ハスが咲く事で有名です。

 境内にはハス(Fig. 2)がところ狭しと植えられ、花を付けたものもありました。本堂の右脇に置かれた石蛙(Fig. 1)もハスの葉に乗った姿をしており、大きさは高さ約80 cm×幅約60 cm×奥行き約100 cm。七難去り手無事カエルと書かれた石のプレートを付けています。

 目や足などの部位が実物よりも少し大きめに作られ、可愛らしくデフォルメされています。本尊の阿弥陀如来と石蛙に手をあわせ、お寺を後にしました。

圓林寺 町田市相原3729、0427-82-2243

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